PART3 「歯のエステ」のすべてがわかります<ケーススタディ>

ケース2 出っ歯

主訴

「ものを食べる時、奥歯をかみしめても前歯が出ていてかみ合わず、食べ物をよくかむことができません。そこで、下あごを前にずらしてかむくせがついて、あごの関節にも負担がかかっているような気がします」

症状

上あごのサイズが大きい上に、上あごの前歯が外側に傾斜しています。

診断

上顎前突。

治療法

上あごが大きい(過成長)とき、成長期の子どもならあごの成長を抑えることもできますが、おとなの場合には、歯の移動によって、歯の周囲の骨(歯槽骨)の形の変化を促します。
歯だけでなく、歯ぐきも出ている場合には、歯の根も十分内側(舌側)に移動させなければなりません。
一般に、上あごの奥の小臼歯を抜いて移動のスペースを確保します。
また、上あごが<矯正>の範囲を超えて大きいときには、外科的にサイズを小さくする手術を行ないますが、ほとんどの症例は矯正だけで治療できます。
出っ歯は美容上の問題だけでなく、治療しないでおくと、唇が閉じにくく、歯肉が乾燥して湿り気がないために、歯周病の原因になることもあります。
また、かみ合わせが悪いために生じるストレスが、あごの関節に影響して、口を開いた時に、痛みや音が発生することがあります。これは一般に顎関節症といわれますが、肩こりや頭痛の原因にもなります。最近、この症状を訴える若いひとがたいへん多くなってきましたが、その原因の多くが悪いかみ合わせにあることがわかってきました。
出っ歯の原因としては、日本人の骨格的な特徴や家庭的な遺伝もありますが、成長期に鼻やのどなどの病気で正しい鼻呼吸ができず、口呼吸を長くつづけていたためになることもあります。また、指しゃぶりや舌へき(舌を突き出して飲み込むくせ)なども原因のひとつと考えられています。
出っ歯の場合には、意識が前歯だけに集中しがちですが、じつはその多くは、奥歯のかみ合わせも前にずれています。したがって、出っ歯の<矯正>は、前歯だけでなく、奥歯のかみ合わせをきちんとよくかめるようにすることが最終ゴールとなります。

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